部屋にて、ひとり 

部屋にて、ひとり

もうここに戻ってくる人はない。

なぜか なぜか そう思う

ぼくはとまどいが切れない

前のように笑うこともできない

いつか笑える日がくるだろうか

部屋にて、ひとり

きょうという時はつぎつぎと過ぎてゆき

とどまることなくすべて

思い出になるんだ

生きるってなんなんだろうな

生きるってなんなんだろう

思い出が残って何になるんだろう

だってあなたは

流れ星みたいにあっという間に

行ってしまうんだもの

昔と同じあなたはもういない

同じあなたを再生することができるのは

今もわたしの中に残る記憶だけ

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